法人カードで楽をする
今回はクレジットカードのお話です。
「クレジットカード」というと、資金繰りに困ってカードローンに手を出してしまい、雪だるま式に借金がふくれあがった。
というような悲しいイメージが先行しますが、今回はそういうお話ではありません。
会社での小口の支払いについては、現金の管理などを面倒に感じることが多いと思います。
中には小口現金を一切使わずに、社員の立替えと給料日の振込みによる精算に限定している会社もあります。
貨幣や紙幣が絡むと、「盗った盗らない」や「もらったもらわない」ということも出てきます。
さて、クレジットカード会社では、法人や個人事業主のためのカードを発行しているところもあります。
これのメリットは3点あります。
1.現金を介さないので合理的
2.ネット上で決済履歴を確認できる
3.会計システムなどとのデータ連動ができる
デメリットとしては、カードの紛失などのリスクが伴うことが考えられます。
これには、利用可能金額を制限したり、稟議書の制度を強化するなどして対応したほうがよさそうです。
社会が電子マネーに動いていっている中で、このような細かな合理化も積み重ねれば効果が出てきます。
ラクに出来るところは大胆に楽してまいりましょう!
平成20年7月12日
吹上経理支援
代表 日高 大輔