「どんぶり勘定」の危険度
『いやぁ、ウチはどんぶり勘定だからさ』
新規のお客様とお話させていただくにあたり、しばしばお聞きする言葉です。
さて、【どんぶり勘定】って何なんでしょう?
これは、商売を行う際に正確な数値ではなく、大まかな数字でしか把握してないことを指します。
経理事務の面倒さ、よく分かります。
私も自分の事務所のこととなると経理処理はおっくうに感じます。
「誰かが代わりにやってくれたらいいのに‥」という具合です。
ですが、この【どんぶり勘定】。
これが続くと、とても危ないのです。
商売をしていて「何となくやっていけている気がする」という方でも、実際に経理処理を正確に行ってみると、実は大変なことになりかけている場合があります。
借入をしている場合は特に、実際の経営状況と社長の感覚が大きくかけ離れている恐れがあります。
ということで
社長の意識ごとに危険度を一覧にしてみました。
ご自身がどこに当たるのか、ご確認してみてください。
※下にいくほど危険です。
1.毎月、経常利益が分かっている (健全)
2.通常の固定費と損益分岐点なら分かる (注意)
3.粗利益の率なら分かる (要注意)
4.粗利益の金額のみ分かる (厳重注意)
5.通帳残高しか分からない (警告)
いかがでしたでしょうか。
1、2の状態であれば社長ご自身の本来の力をを発揮できると思います。
ですが、危険度3以上になると「どんぶり勘定」の状態が経営の足を引っ張り、社長の力が発揮できていないと思われます。
弊所をご利用いただくメリットは
「月次報告を受けられる」
ということにあります。
事務の代行、申告の準備に使うだけではもったいないです。
是非とも弊所のサービスを経営に活かして頂きたいと思います。
ご一緒に利益拡大を目指してまいりましょう!
平成19年11月12日
吹上経理支援
代表 日高 大輔