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フリーキャッシュフローは健全ですか?



毎月の「もうけ」を確認することは、経理担当者のいる会社では当然行っている事と思います。
損益計算書と貸借対照表 (金額で経営の成績を表した報告書のことです) をみれば、

1.会社がいくらの利益をあげられたか
2.会社の財産状況はどうなっているのか
ということはわかるものです。

しかし、それだけでは事業運営に必要な情報が足りているとは言えません。
預金口座の残高をみても、どのような経緯でその通帳残高になっているのかはイメージしにくいものです。

そんなとき、キャッシュフロー計算書は私たちに有用な情報をもたらしてくれます。
これは、キャッシュ(お金)のフロー(流れ)を説明してくれる計算書です。

そのなかで、我々が特に強調してご説明しているのが「フリーキャッシュフロー」です。
フリーキャッシュフローは、会社の営業活動と投資活動で増減したお金の動きを表します。
借入や出資の受け入れなどといった特別な資金の動きを除いた、会社の本来の資金の動きが分かります。

フリーキャッシュフローがプラスで推移していれば、基本的に会社は健全に運営されているといえます。ココから、新規事業のための資金を捻出したり、借入金を返済することができます。

名前の通り「フリー(自由)なお金」がいくら増えたのかを示してくれるのです。

弊所のキャッシュフロー計算では、グラフ化することでフリーキャッシュフローを見やすくご説明しています。
数字や経理が苦手な方でも、自由に使えるお金をすんなりイメージすることができます。

新たな投資や借入を検討されている方は、是非一度キャッシュフロー計算書をお作りすることをお勧めします。


平成19年4月12日
吹上経理支援
代表 日高 大輔




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